お金の話 医療費について
ご無沙汰しておりました。
決して体調悪く、再び死んでいたのではなく、
普通に忙しかっただけです。
さて、今日も前回に引き続き、お金の話としましょう。
もうね。
病気になったとき何が心配って僕は一番最初にお金の心配でした。
そもそも、突発性難聴初日が2018年11月17日の土曜日の夜でした。
母親にすぐに救急病院探し駆け込みなさい!と言われたものの「給料日前でお金ないわ!」(笑)って言ったほど。
ふざけてますよね。
だって救急病院なんて、そもそも、時間外&深夜時間とかなんやらで、普通の病院の倍以上医療費もっていくし、1日、2日の薬で結局、かかりつけ医に通いなさい!だからメリットをあまり感じていなかったのです。
でも、これまで、突発性難聴=48Hルールは散々語りましたが、本当に行ってよかったです。
さてさて、本編に行きましょう。
各々の収入によって、もらえる金額など変わってくるので、こんな制度があるんや!って知ってもらえたら今日はOKです。
- 傷病手当金
- 限度額適用認定書
- 高額療養費制度
- 民間の保険
1.傷病手当金について
みなさん、健康保険証って持っていると思いますが、あの全国健康保険協会(協会けんぽ)っていう所からお金が出る制度です。
これは病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されるってありがたい制度です。
但し、色々注意があって
・業務外の理由によるもの(業務中だったら労働災害って別の保証がありますが、今回は関係ないので割愛します)
・仕事に就くことが出来ない状況であること(これは主治医の判断にもよりますが、今回は入院ですからね)
・連続する3日間を含み4日以上、仕事に就けなかったこと。
・休業中に賃金をもらっていないこと。(有給などで給与が発生していたらもらえません!)
この申請を行うことでザックリですが約6割の給与が健康保険協会より、保証されます。大体は会社の総務を通じての作業になってきますが、いろんな会社があるので、自分から申告しなければ、やらない会社もあるのではないでしょうか(笑)わかりませんがね。
病気やケガで会社を休んだとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
2.限度額適用認定証
これめっちゃ重要です!
試験に出ます!アンダーライン引きましょう!ってくらい!(笑)
簡単に言えば医療費が一か月あたりの保険治療の医療費が100万円かかっても、ある一定の例えば5万円しか払わなくても良いよ!
っていう制度です。
ただ、これは自分でまずは協会けんぽに申請をしなければなりません。
保険証の左下に[全国健康保険協会 ○○支部]って書いていると思います。
そこに申請書を送るのです。
どうやら、この申請書は病院で持っていたりもするので、入院して身動きできなくなった場合は相談してみたら、申請書をくれます。
もしくはネットからダウンロードです。
そしたら[健康保険限度額適用認定証]というものが交付されます。
それを受付に見せると、年間の所得にもよりますが、払うべき医療費の上限が変わる、なんともお財布に優しい制度です。
但し、
保険治療費だけ、月ごと、一医療機関ごとの計算であるので、
保険治療費以外→差額ベット代や食事代など保険治療費以外のものは実費で遠慮なく請求されます(笑)
月ごと→月末締めなので、私は点滴スケジュール的に12/3に退院せざるえませんでしたが、11月末日に退院出来たら上限額だけで済んでいたのに、3日しか入院したませんが、上限額の半額くらいまでの医療費がかかってしまい損した気分でした。
なので、ある程度、退院をコントロールできる病気は月をまたぐか、またがないかは医療費が大きく変わるので要注意!です。
一医療機関ごと→例えば、一ヶ月の間に、歯医者、耳鼻科、内科、整形外科、皮膚科行きました!限度額超えました!お金ください!は聞いてもらえません。なぜかというと、限度額の計算自体が一医療機関ごとに対しての計算だからです。
医療費が高額になりそうなとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
3.高額療養費制度
って言っても、短期の入院とか、入院するってわかっていないと、そう簡単に前述の証書は請求できません。
私は幸運にも、
・病院に申請書があったこと
・実家が近かったので、たまに親がお見舞いに来てくれたこと(その時に発送を頼みました)
・2週間も入院した
と色々余裕がありましたが、
すべてにおいて、ある程度医療費が高額になるなんて、病気は突然やってくるので予想できません。
なのでこれは限度額適用認定証が間に合わなかった人向けだと思っていただけたらいいと思います
要するに「認定書間に合わんかったけど、限度額以上あとから返して~」
って言える制度です。
高額な医療費を支払ったとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
4.民間の保険
第一生命保険、ライフネット生命、オリックス生命、メットライフ生命・・・・。
色々あります。
私もある生命保険には入っていて、保険金を頂戴いたしました。
ただ、それでも、セカンドオピニオンや今でも継続治療を続けているので
大赤字
には変わりませんが、少なくとも大赤字の程度を救ってくれたことには変わりません。
私は新卒で入った会社の食堂の前で営業に来ていた方に捕まり、
保険料高いから嫌や!
若いから「まさか!」なんてありません!
って言いきっていて、一度は契約した者の途中で解約をしたいとか言った輩みたいなお客さんでした。
そのまさかがやってきたので、本当に入っていてよかったと思うし感謝です!
ただ、保険って
掛け捨てとか積み立てとか種類があるし、
企業によっても保障内容も違うし、
死亡保障、がん保障、三大疾病に対する補償をつけるか?とかいろんな条件で本当に値段が左右されるようです。
最近は保険の窓口などで多数の会社を比較できる便利なブースも出来たので気になる方は行ってみるといいと思います!
ただ注意しなければならないことが
・保険料は若いうちに入れば安い!
・年齢を重ねてから入ると高額になる!
です。
そりゃそうですよね。年寄りの方が保険金を支払うリスクは十分に企業側としてあるわけですから、当然のこと。
保険って、かけても、どぶにお金を捨てるだけで終わる可能性もあれば今回のように大きく助かる場合もあります。
これは各々の考え方次第ですね!
長くなりましたが、私は今回医療費はこんな感じでやりくりをしました。
・傷病手当金で給与の約6割保証してもらい
・限度額適用認定で、一定額の医療費
・入っていた生命保険で保険金をもらった!ってところでした!
しかし、寒くなり、インフルエンザ大流行してますね。
今年は突発性難聴でワクチンを受けそこないました。
しょうもない、流行には乗らずに健康に気をつけて乗り越えたいと思います!
みなさまも、お気をつけて!